職業訓練校では、働きながらでも就職するために昼間通うことも可能です。それぞれ専門的な分野で学ぶことができ、資格を取るための特典もあります。
認定高等職業訓練 木造建築科(2年)の修了者に対するメリット
求職者訓練のメリット
職業訓練を受けるメリットとしては、久しぶりの学校生活でいろいろなスキルや知識を身に付けられることが挙げられます。日々受ける授業の中で、いろいろな資格を取得することも可能です。また子育て支援の一環として、無料で託児サービスが受けられる訓練もありますので、小さなお子様がいる方も安心して受けることができます。
特にパソコン操作スキルを学びたい方には、初歩的なパソコン操作知識からインターネット、文書作成ソフトや表計算ソフトまで、受講料無料(テキスト代は自己負担)で身につけることができます。町内会の案内文書や会計担当の金銭管理などいろんなことに生かすことができます。
再就職に向けて求職活動を行っている方には、パソコンの操作スキルは現在必要不可欠となっています。訓練の中には、日本商工会議所が主催するパソコン検定資格が取得できる訓練もあります。好条件の求人には多くの応募が集まりますが、必須条件としてパソコン操作スキルが求められます。パソコン検定資格を持っているとパソコン操作スキルがあるという求人側の判断材料になります。
また職業訓練校から安心の就職サポートが受けられます。履歴書の作成や面接の受け方、求人の紹介、個別面談によるアドバイス等の手厚いサポートがあり、気軽に相談することができます。
これから失業保険の受給手続きをお考えの方には、失業保険を受けながら職業訓練を受けることができます。場合によっては失業保険の受給期間が、訓練を受けている間延長される場合があります。結果として受給できる失業保険金額が増加する場合もあります。(個々の事例により異なります。問い合わせはハローワークへ)
失業保険は、会社都合の退職の場合すぐ受給開始となりますが、自己都合で退職の場合には3か月の給付制限がかかり、毎月の失業認定日にはハローワークへ通って求職活動の状況報告を行わなくてはなりません。しかし職業訓練を受ければ給付制限がなくなり、すぐに失業保険を受給できるようになる場合もあります。訓練期間中は、受給手続きも訓練校側で行ってもらえるので、ハローワークに通うことなく訓練に集中できます。
最後に、職業訓練を受ける人はいろんな人がいます。定年で退職した人、主婦の人、転職のため離職した人等、年齢や性別も様々です。経験も価値観も人生観も違う人たちと一緒に、一定期間同じ職業訓練を受ける中で、共に学びいろいろな話をしたりすることで、普段の生活では知りえないことを学ぶことができます。これは人生の中で大切な財産になるのではないかと思います。
- テキスト代のみで受講料は無料
- コースによっては無料の託児サービス付の求職者向け訓練あり
- 授業によりスキル・知識を身につけられる
- いろいろな資格取得が可能
- 安心の就職サポートが受けられる
- 失業保険の給付制限(3か月の待期期間)をクリアできる
- 失業保険受給期間の延長ができる場合がある(個々により異なります)
- 毎月の失業認定日にハローワークへ通わなくてよくなる
- 同じ訓練に通う仲間との出会いで、新たな人生観が広がる